タラちゃん節炸裂

 

5月22日、木曜日。

デス・プルーフin グラインド・ハウス』@吉祥寺バウスシアター

 

爆音で見ました。

確かボランティアやってた年(2008?)に見た大量の作品の中のひとつだったと思う。

その時、初めてで、なんだこの映画めっちゃ面白い!!!と興奮してですね。

 

見るのは4回目か5回目かなあ。

久しぶりに見たのだけど、何が起こるかかなり知ってるせいか、前に興奮した時ほどの驚きとか喜びは思ったほどなかったけれど、やはり、ラストのせり出てくる「THE END」の字はサイコーだな、と思った。ってか立場が逆転して女の子たちが車サイコパス野郎を追いかけ回しはじめるところからが最高、そこから高まってく。いや、もっと前の前半のだらだらしたパートも、後半の爽快感のためにあるのだから、全部最高ってことだよね、結局。

あとねえ、今回の爆音映画祭のプログラムの中でもっとも身体で爆音を感じた作品だったように思う。タランティーノが選んだノリのいい音楽がかな、とにかく、かつての爆音上映で感じたおなかの振動を今年はじめて本格的に感じた!

ラストの、バカバカしいまでの、あっけらかんとした、潔い終わりかた。ほんと最高だよ。劇場、案の定、拍手おきてました。それだけでうれしくなっちゃって見に来た甲斐があったと思ったね。前にバウスで見た時も拍手があったな。確かに拍手したくなる終わり方であるんだけど、前に見に来てたのと同じ客がけっこう多いのかな(笑)。最近の日本映画は暗転で終わること多いけど、昔みたいに巨大な赤い筆文字の「終」がぐぐぐと出てくるっていうのあってもいいのに、と思う。