SNS断ち

 

こんにちは。久しぶりに代休をとってだらだらしています。5月16日金曜日の昼さがり。晴れた5月のパワーってすごいですね。2月以降は毎日憂鬱ですが、朝起きて陽光を浴びると気分が穏やかに明るくなる気がします。今日はこれからバウスにて「ブルージャスミン」と「ウィズネイルと僕」の予定。

 

前にブログを書いてからもいろいろ面白いものを見ていますが、書ききれてません。いろいろありまして。またまとめて書く予定。とりあえず最後の爆音では新たに面白い映画体験たちに出会えた。GWは爆音三昧だったといってもいいかも。自分の中ではイェジー・スコリモフスキの「出発」がかなりヒット。蜷川さんの舞台「わたしを離さないで」も面白かったな。

 

昨日は岩井俊二の「Love Letter」と「花とアリス」を目黒シネマで見た。詳しくまた書くかもしれないけれど、感じたことを簡潔に。素晴らしい世界。岩井作品は「リリィ・シュシュのすべて」と「打ち上げ花火〜」しか見てないが、もっと早く、高校生くらいの時に出会いたかったなあ…という感じがした。ただ、今だから、じいん…ってなってしまう部分も多いのだと思うけど。大人は、過去は過去、今は今で、過去は今に関係ないって顔をしている人が多い。私は身近な人にも友人にもよくそれを感じるのだけど、自分はどうもそうじゃなくて過去にひきずられて生きているものだから、その人たちとのずれを感じてしまう。その人たちが悪いわけではなく、そっちのほうが普通だと思う。その人たちはそういう生き方を選んだ。ただ、それだけのこと。でも、自分はそういう風になりたくなくて、その人たちに割り切れない思いを感じていて。というモヤモヤがあったので、過去との邂逅に肯定的な岩井作品(というふうに私は受け取った)を見てより大きく感動したわけです。来週の「リリィ・シュシュのすべて」と「スワロウテイル」も行きたいぞなもし。

 

いろいろ思うところがあって、昨日からSNS(具体的に言うとtwitterfacebook)を開くのをやめることにした。わずか2日なのに、もう精神的によい効果が出ている気がする。なんていうか、霧が晴れたような気分。なぜこんなものに頭と心を占領されていたのだろう。本当に愚かだ。まわりの人間を気にする時間はかなり不毛なんだよね。コントロールできない他人のことを考える時間は。mixiとかそれなりに楽しく使ってきたし、SNSで知り得た情報から好奇心や行動が広がったりもしたし、けっしてデメリットだけってわけじゃないけど。今の、心が安定していない自分には、マイナスでしかないようだから。スマホ見る時間自体も抑えようと思って。とりあえず朝と帰りの電車では絶対に見ない。(見たくなったら、文庫本。)とりあえず、実験的に6月15日までやってみる。

なんか、たぶん、気づいたらけっこうなスマホ依存になってたんじゃないかと。昨日なんか、SNS見ないことを決意したものの、仕事のメールを見ざるを得ないからしょうがなくスマホさわるんだけど、無意識に何度かtwitterアイコン押しててビビったわ〜。すぐ「戻る」ボタン押してメニュー画面に行ったけど!大学入学時からだからね…もはや7年くらい?SNSで楽しかったこともあるけど、精神的不安が増す原因になったり、ある種の思考能力はかなり奪われてしまったような気がする。まあ、とりあえずやってみますわ。