『遭難者』『女っ気なし』@下高井戸シネマ

2014年、3月28日、金曜日。

 

フランス映画ですよー。

映画好きの友人が絶賛していたので、遅ればせながら鑑賞。

 

なんでもない田舎の港町(今はさびれ気味、昔は観光で栄えてた)。

民宿を経営する平凡なデブハゲオタク青年の前に現れる都会の美女2人組(親子)。

青年の胸にちょっとした波風(ドキドキワクワク)が…。

まあね、大したことが起こらないのに、面白いのがすごいよね。

ちょいちょい笑わせられてしまった。

途中から、主人公のダメ青年がめっちゃいとおしくなる(笑)

なんだよ、あの苺に毒っぽいクリームぶしゃーってかけてもっしゃもっしゃって…(笑)海の浅瀬でイルカジャンプしたり、美女2人がビーチボールしてる間に入ったり…あーいちいち動作が面白かったわ(笑)『遭難者』でも、せっかく友情がちょっと芽生えそうだったのに余計なことするし…。

人間(登場人物)がいとおしく思える映画っていいよね。

かなり好きな部類の映画だわ。

 

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映画は、高校の同級生Sちゃんと。SNSで再会して久しぶりに誘ってみた。

映画見る前にちゃぶ台というカフェでごはん食べてから(ハンバーグ、ふわっとしてて肉汁がじゅわっと出るやつで、おいしかった。今度下高井戸で映画見る時は、一人の時なんか特に使えそうな店だ!)、映画。

会うのは、7年ぶりかな。映画の後も話が尽きず、終電間際まで、明大前のマックで話す。ジャンキーなさくらフルーリーとアップルパイクリーム(正確な名前覚えてないけど、確かそんなん)を前にファミレスみたいな席で向かい合って、おしゃべり。高校生みたいじゃん。ってか、「ゴーストワールド」っぽいぜえ。勝手なイメージだけど。

高校のクラスにはお互いあまりコミットしてなかったこと、担任の先生がいい人じゃなかったということや、早くここから抜け出したいと思っていたのには完全同意。まあ、ひょんなことから仲良くなってひょんなことから離れてそのまんま…って感じだったから。久しぶりに話せてたのしかった。高校ってその後の人生にはほとんど意味のない同調圧力スクールカーストがあるし、なんとなくコミュニティが違うとまた仲良くなるチャンスがなかったんだけど、もうすこし仲良くしたかったな、っていうのはずっと思ってて。会ってみたら、やっぱり趣味は感度はけっこう合いそうな感じだった。こちらの思い込みかもしれないので過度に期待しないでおくが。

なんだか、高校同じクラスだった2年間よりも、この1日のほうが仲良くなれたような気がした。お互い、すこしは大人になったのかも。すこしだけ、深い話もした。もしかして、親交を深められるかも。急がないけれど。やってみるかな。